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2.どんなことをするのか?


前述の弁論大会に向けての準備が、弁論部の主な活動内容になります。
大会は数ヶ月に一回の頻度で開かれます。それに向けて、


①選考会
まず、大会への参加希望者を募り、その中から選考会を開きます。参加希望者が、各々自分の力だけで原稿を作り、それを皆の前で発表します。それを、先輩や他の部員達で審査し、出場する人を決めます。


②資料集め・原稿完成
選ばれた人は、原稿の修正に取り掛かります。①の選考会で、他の部員から受けた指摘を元に、必要なデータを集めたり、関係各所に取材に伺ったりと、部員たちと役割分担しながら協力して資料を集め、原稿を完成させます。
また、質問されるであろうことをあらかじめ予測し、想定問答集も作っておきます。


③演練
②の資料集めや原稿作成がある程度進んだら、演練に入ります。
演練とは、簡単に言えば練習のことですが、本番と全く同じような形式で練習を行うことで、練習の精度を高めます。
本番直前、ぎりぎりまで練習を行い、少しでも説得力を高められるように全力を尽くします。
実は、この②と③が最も重要で、「弁士以外の、大会に出場しない部員」の協力が必要不可欠です。
大会となると、どうしても弁士が一番注目されがちですが、実際には人間1人ではどうしても弁士の主観や誤った思い込みに基づいた弁論になってしまいます。
それを、他の部員たちが多様な視点からチェックすることで、主観や思い込みが入る余地を無くし、より弁論の完成度を高めることが出来るのです。
しかし、それには部員間での意思疎通や情報共有が不可欠であり、チームワークを育む絶好の機会となります。

④本番
本番の大会で、①②③の成果を存分に発揮します。
大会後、その結果をフィードバックし、次回の弁論に活かします。

基本的に、こういった一連の流れが弁論部としての活動となります。
また、この他にも、長期期間中には合宿や、OBへの就職相談なども行っています。

 

3.まとめ に続く

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