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法政大学弁論部の役職
1. 様々な役職
法政大学弁論部には、多様な事務を所掌する様々な役職が存在します。多数の役職者が各々の仕事を果たしつつ相互に協力し合うことで、部の組織運営は行われています。
本項では委員長、副委員長、財務局長を始めとする役職の役割ついて紹介するとともに、総会における役職選挙による役職者決定プロセス等を詳説していきます。
2. 各役職の役割
委員長
法政大学弁論部のトップであり、組織運営や重要な決定について広範な裁量権を
有し、部の先頭に立ってメンバーを導く存在です。
部会や総会における司会や進行役を担当することもあれば、大会の際に他大学弁論部の代表との外交を行うこともあり、幅広い職務を担います。
また、法政大学弁論部の出身者であるOB・OGとの交流も中心となって行います。
委員長は前年度において、総会における選挙によって選任され、執行委員会を構成する役職を務めた者だけにのみ、立候補する権利が付与されます。
副委員長
組織のNo.2であり、委員長に次ぐ権限を持ちます。その立場上、委員長をサポートしたり、不在の際には職務を代行します。
基本的には、委員長の役割がOB・OGや他大学弁論部等との外交関係に比重が置かれるのに対し、副委員長は部の運営や統括を中心的に行うこととなります。
そのため、運営が円滑に進むように他の役職者へ指示を出したり、委員長や財務局長と協力しながら、役職者や部員から提示された議題について協議を行ったりもします。
財務局長
部の財務に関する全ての職務を所掌する役職です。組織運営において重要度の高い役職であることから、委員長・副委員長と合わせて三役と呼ばれたりもします。
主な職務は、部活動の益とするために購入した品物を部の経費から落とし、それらを総会の際に報告したり、その報告をもとに大学へ補助金を申請することです。
部費の管理はもちろん、予算書や決算書等の重要書類の作成も担当します。
また、主催する春秋杯においては、多額の金額が動くため、仕事量も膨大となります。
会計監査
財務局長の仕事が正常に行われているかどうか、監査をする役職です。部の財政を管理するという職務上、強権を持ちやすい財務局長を抑える責務があります。
また、予算書や決算書等の財務書類を財務局長とともに作成したりもします。そのため原則的には、会計監査となる者は職務が正常に行えない等の特段の理由がない限り、前年度において財務局長を務めた者、となります。
企画局長
部員同士での交流を図るために、弁論活動の一環としての教養を深めるための勉強会やイベント等の企画立案を行う役職です。部員に対してアンケートを取り、日程調整を行った後、イベント開催場所の確保やスケジュール決めなどを担います。
学期中における企画の立案は無論、長期休暇の際には部員相互の関係性を増進するべく、合宿を企画したりもします。また、春秋杯のレセプション会場の確保も行います。
外務局長
他の大学弁論部等の外部と連携、コミュニケーションを取る役職です。外交相手は主に、他大学弁論部の外務関係の役職者であり、彼ら彼女らと連携を行いながら、部内に対して大会やイベント等の情報の共有をします。また、広報局長と共同で主催する企画やイベントについて、外部への情報発信を行うこともあります。
加えて、多数存在する弁論組織同士での協調を図るために設置された協議会に出席し、様々な議題について話し合います。その職務上、外務局長を担当する者は、前年度において外務局長補佐を務めた者、となります。
外務局長補佐
他の大学弁論部等の外部と連携、コミュニケーションを取る役職である外務局長のサポートを行う役職です。外交相手は主に、他大学弁論部の外務関係の役職者であり、彼ら彼女らと連携を行いながら、部内に対して大会やイベント等の情報の共有をします。
また、広報局長と共同で主催する企画やイベントについて、外部への情報発信を行うこともあります。
外務局長が不在の際には、職務を代行します。原則的に、前年度において外務局長補佐を務めた者は、職務が正常に行えない等の特段の理由がない限り、次年度では外務局長を担当することになります。
内務局長
部の内務を司る役職です。具体的な職務内容は、予め部会や弁士が演練を行うための場所を確保したり、部会や総会の活動内容をまとめるための議事録を作成することです。
策定された計画、スケジュールに基づいて財務局長と協議しながら部屋を確保しておき、活動を円滑に進めるための職務を担います。
広報局長
部の活動や企画等についてSNSを通じて部外へ情報発信を行う役職です。
発信する情報には大会参加や結果の報告、日々の部会、他の弁論団体との交流の様子等、種々の内容が含まれます。教養会や合同企画等の実行の際には、教養会担当や企画局長と協議しつつ、広く情報を周知するためのPRを担当します。
サイト運営も担っており、イベントや大会情報に加えて、年度ごとに各役職者の氏名や重要事項等の更新も行っていきます。
また、新歓の時期には中心となって運営を行い、計画の策定、企画の立案等を担います。
3. その他の役職
役職は基本的に総会における選挙を通して決まりますが、法政大学弁論部には、上記に挙げた総会における選挙によって選任される役職以外に特別な役職が存在します。
以下に記載する役職は、総会での選挙を経ず、執行委員会における決議を経て担当者が決まります。
教養会担当
部員各自の弁論活動に資するために、教養を深めることを目的として不定期に開催される教養会の運営を担当する役職です。教養会は弊部の部員であれば、誰でも行うことができるため、希望者と連携を取りながらスケジュール等を決めていきます。
また、他の大学弁論部との合同企画において、勉強会を開催する場合には財務局長や企画局長、広報局長と共同で企画の成功に向けて協議を重ねていきます。
演練幹事
演練を通して大会に出場する弁士の弁論を磨き上げ、より洗練された構成・内容にするために、弁士の指導を行うメンターを統括する役職です。近年は大会数が増加しており、同月のうちに3人以上の弁士が出場することも珍しくありません。
演練幹事は、各弁士に一人ずつ充てられるメンターを俯瞰的な立場から、適切に指示し、弁論の完成に導くことを目的としています。
原則として、大会出場経験のある者のみ、指導幹部になることができる資格を有します。
指導幹部
演練を通して大会に出場する弁士の弁論を磨き上げ、より洗練された構成・内容にするために、弁士を指導する役職です。近年の大会数の増加に鑑み、基本的には複数人で構成される役職となります。
指導幹部は弁士を指導する立場にあるため、弁士と相談のうえ演練のスケジュールを組み、弁論の完成に導きます。
原則として、大会出場経験のある者のみ、指導幹部になることができる資格を有します。
4. 総会
法政大学弁論部では、学期末に大会報告、役職選挙を実施する総会を開催します。大会報告は大会に出場した弁士が、感想や気づき、反省点等を述べるものです。
役職選挙とは、「2.各役職の役割」の項目で挙げた役職の担当者を選挙によって選任することであり、これによって次期役職者が決定します。
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